第1回襷ラン(大地への感謝の集い)
2017年 3月1日(水)〜5日(日)
参加者
ネィティブハワイアン 2名
ネィティブアメリカン 11名
日本人 111名
アロハアイナの前身となる地球を愛する有志たちにより開催されました。
テーマ:大地への祈りと日本古来の祈りの文化の復興を目指し、ハワイ島のマウナケア、カリフォルニアのマウントシャスタ、そして、日本の富士山をつなぐ、祈りのリレー。
<きっかけ> ネイティブアメリカンの人々が25年ほど前に始めたアンセスターランという行事があります。大地に祈り、そして自分たちのアイディンティティーを取り戻すための祈りのリレーで、カリフォルニアの聖なる山、マウントシャスタからマウントラッセンまで約180KMを四日間かけてリレーで走ります。最初はたった5人から始まったこの企画ですが、今では毎年500人ほどの参加者がいて、祈りの文化を復興させるための大切な年中行事になりました。そして、この「アンセスターラン」はハワイにも取り入れられ、「プレアイナホロ」(大地への祈り)と名付けられ、11月マカヒキ(11月 一年の始まりと、豊作健康を感謝するハワイ古来の祭り)を告げる行事になぞらえ、ハワイ島をみんなで祈りながらリレーで一周する祈りのリレーとなりました。こちらも500人あまりの参加者があり、今年で三年目を迎えます。この「アンセスターラン」や「プレアイナホロ」を通して、ネイティブアメリカン、ハワイアンの人々は祈ることの大切さや、自らの文化を見直しながら、文化交流も始まりました。世界の人々が家族のように接し、祈りを取り戻す機会をここに住む人々に伝えているのです。聖山であるカリフォルニアのマウントシャスタ、ハワイ島のマウナケア、日本の富士山は繋がっていると言われています。シャスタへの祈り、マウナケアへの祈りが盛んに行われている今、富士山(日本)においても祈りを行うことで世界の平和への思いを加速させたいと思い、この「たすき」を企画しました。
<思い> 天照大神が岩戸に隠れたとき、天宇受売命が天の香具山の天の日陰をたすきにかけて、踊り岩戸が開きました。その故事にもあるように、このイベントがきっかけとなり、ここから日本古来の祈りの文化そして、大地への祈りがみんなでできるようになればと思いました。また、この「たすき」を通して、いろいろな国々の人々との交流も生まれることを目指します。
<行程>
この行事は、それぞれの参加者の方がそれぞれの思い(願い)をもって大地と繋がることが目的ですので、参加者の方は、全行程参加する必要はありません。長距離を走る必要もありません。100メートルを歩いていただくだけでも結構です。一人でも多くの方に参加していただき、踏みしめる大地へ、そこに住む人々に願いが伝わっていくことを望みます。